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Beating 第78号
2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第8回:文章自動採点・学習ネットワーク・スマートフォン

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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第78号     2010年11月30日発行
現在登録数 2503名

2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第8回:文章自動採点・学習ネットワーク・スマートフォン


http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m078

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 みなさま、こんにちは! 

 本郷キャンパスの銀杏が、輝かしい黄色に染まりました。毎朝、多くの方が
写真撮影やスケッチを楽しんでいらっしゃいます。

 12月4日のBEATセミナーにお越しの際は、ぜひキャンパスを散歩なさって
みてくださいね。
 正門〜安田講堂の銀杏並木や、工学部前の大銀杏がオススメです!

 それでは、Beating第78号のスタートです!  

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┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「@Eduなう!」
┃第8回:文章自動採点・学習ネットワーク・スマートフォン
┃
┃■お知らせ・2010年度第3回 BEAT公開研究会 
┃「書く力を育てる大学教育」開催迫る!
┃■お知らせ・UTalk
┃「人は何を食べてきたのか:人骨の化学分析からわかること」のお知らせ
┃■編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第8回:文章自動採点・学習ネットワーク・スマートフォン
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■2010/11/10 12:26:50
http://twitter.com/beatiii/status/2200480658755584
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃「修正BLEUアルゴリズムを用いた記述解答の自動採点」という研究。模範
┃解答との類似度を計算し、採点。従来手法よりもエキスパートの採点との相
┃関が高く、報告ではr=0.85となっている。
┃http://ow.ly/37f46
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │本研究では、イランのAmirkabir工科大学による、記述式の解答を自動採
 │点する新しいアルゴリズムM-BLEUを紹介しています。このアルゴリズム
 │は、エキスパートによる複数の模範解答と生徒の解答の類似度を計算し、
 │採点します。複数の模範解答は、単語の選択、語順と構文に関してそれぞ
 │れ異なります。M-BLEUの採点精度を他の方法と比較した結果、M-BLEU
 │による結果は、エキスパートの採点結果との高い相関を示しました。この
 │ような自動採点システムは、現在のオンライン教育にとって重要な可能性
 │を示しています。


■2010/11/14 17:12:06
http://twitter.com/beatiii/status/3721822444982273
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃関心の類似度をもとに学習パートナーを推薦し、学習ネットワークを形成さ
┃せようとする台湾の研究 
┃>Build Mobile Learning Networks Based on Collaborative Services
┃http://ow.ly/39qGJ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │本論文は、学習者らが学習パートナーを見つけるための協調サービスを紹
 │介しています。このサービスでは、いわゆる学習コミュニティを作るため
 │に、ソーシャルブックマークと学校図書館の貸し出し記録を用いて、自分
 │と似た興味を持つ学習パートナーを推薦します。モバイルコンピューター
 │による協調学習は、このしくみに支えられ、学習者中心のモバイル学習に
 │よる知識ネットワークを構築しました。このネットワーク内の議論では、
 │知識共有の態度やシステム・情報・サービスの品質は、協調サービスに対
 │するユーザーの満足度に良い影響を与えると示しています。


■2010/11/02 13:55:02
http://twitter.com/beatiii/status/29441602306
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┃米国では過去六ヶ月の携帯電話契約の41%がスマートフォンに。
┃全体では28%。 Mobile Snapshot: Smartphones Now 28% of U.S. 
┃Cellphone Market | Nielsen Wire http://ow.ly/32WPV
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │アイフォーンとブラックベリーの人気の高まりは、アメリカにおけるス
 │マートフォンの導入を加速させました。過去6ヵ月で新しい携帯電話を購
 │入した人々のうち41%はスマートフォンを選び、この割合は直前の四半
 │期から35%上昇しました。米国の市場占有率では、アイフォーンはブ
 │ラックベリーに非常に迫っています。そして、アンドロイド OS は連続
 │成長を示しており、このOSのユーザーは、他のOSユーザーより若い傾向
 │があります。またこの報告は、スマートフォンユーザーはより民族的に多
 │様であることも示しています。


┃◎特集記事協力◎
┃柴田 アドリアナ/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
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BEATはTwitterを利用して教育やICTに関する最新情報や、BEATに関する
情報を発信しています。Beatingで紹介している情報以外にも多くの情報を
発信していますので、Twitterをご利用のかたはぜひBEAT公式アカウント
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┏━━━━┯━━━━━━┓
┃お知らせ│BEAT Seminar┠─────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛2010年度第3回 BEAT公開研究会 
「書く力を育てる大学教育」開催迫る!
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 インターネットにおいて写真や動画が一般的になっても、日常的にやりとり
されている情報の中心は「テキスト」です。情報化社会においてますます重要
になっている文章を書く技術を育成するために、大学の初年次教育を中心に実
践が広がってきています。

 12月のBEAT Seminarでは、テクニカルライターとしてご活躍のかたわら、
早稲田大学でライティングを教えていらっしゃる冨永敦子さんと、情報システ
ムによってライティングを学ぶ過程を支援する研究をされている望月俊男さん
にお越しいただき、書く力を育てる大学教育のあり方について考えます。

 皆様のご参加をお待ちしております。

■日時
2010年12月4日(土) 14:00〜17:00

■場所
東京大学 本郷キャンパス
情報学環・福武ホール(赤門横)福武ラーニングシアター(B2F)
アクセスマップ>>http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map44.pdf

■内容
1.講演1 14:05-14:45
「テクニカルライティングとライティング教育」
冨永敦子(早稲田大学)

2.講演2 14:50-15:30
「読みを支援して書くことに繋げるライティング支援」
望月俊男(専修大学)

3.参加者によるグループディスカッション 15:40-16:00

4.パネルディスカッション 16:00-17:00
「書く力を育てる大学教育」
司  会:北村智・椿本弥生・高橋薫(東京大学)
パネラー:
冨永敦子(早稲田大学)
望月俊男(専修大学)
山内祐平(東京大学)

■定員
180名(お早めにお申し込みください)
申込ページ:http://www.beatiii.jp/seminar/index.html

■参加費
無料

■懇親会
セミナー終了後1F UTCafeにて
参加希望者(¥3,000)


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┃お知らせ│  UTalk ┠────────────────────────
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UTalk「人は何を食べてきたのか:人骨の化学分析からわかること」のご案内
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 UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気
軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となって
います。

 12月のUTalkでは、ゲストに、ヒトの進化と適応について生物学的な視点で
解き明かそうとしている米田穣さん(新領域創成科学研究科准教授)をお迎え
します。研究室のテーマは「骨に聴け!」。何千年も前の人びとが何を食べ、
どのような暮らしをしていたのかについて考えます。

 みなさまのご参加をお待ちしております。

■日時:12月11日(土)午後2:00〜3:00
■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
(東京大学 本郷キャン パス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
■料金:500円(要予約)
■定員:15名
■申し込み方法: (1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先(4)この情報をどこでお知り
になったか、をご記入の上、utalk2010@ylab.jp までご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 12月3日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
ご了承ください。


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┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
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 今回の特集記事に、文章自動採点の話題が出ましたね。私は文章評価の研究
をしていたので、この記事を特に興味深く読みました。

 期末試験の季節になると、知人から、「レポートを自動で採点するシステム
を作ってよ〜」と言われます。
 しかし、研究すればするほど、完全自動採点への道のりは遠く感じられるの
です。

 いつかそんなシステムを作りたいと夢見ながら、私自身も、山積みのレポー
トを「手動」採点しています・・・。
 
 
 それでは、また次号でお会いいたしましょう! 

ご意見・ご感想をお待ちしております。
「Beating」編集担当 椿本 弥生 (つばきもと みお) miotsubaki@beatiii.jp

-------次回発行は12月28日の予定です。
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「Beating」編集担当 椿本 弥生 miotsubaki@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m078c

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2010. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

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