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Beating 第79号
2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第9回:大学でのTwitter利用・ステレオタイプ・学術的リーダーシップ

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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第79号     2010年12月27日発行
現在登録数 2,529名

2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第9回:大学でのTwitter利用・ステレオタイプ・学術的リーダーシップ


http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m079

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みなさま、こんにちは! 

今年も残すところ、あと数日となりましたね。皆様はどのような年末をお過
ごしでしょうか?

BEATメンバーは、年明け早々に開始するソーシャルラーニングプログラム
「Socla(ソクラ)」の基礎学習編の実験準備に追われております。

Soclaの成果は、3月の公開研究会でお伝えいたしますので、ぜひ楽しみに
お待ちくださいね。

それでは、Beating第79号のスタートです!

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┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「@Eduなう!」
┃第9回:大学でのTwitter利用・ステレオタイプ・学術的リーダーシップ
┃ 
┃■お知らせ・2010年度第3回 BEAT公開研究会
┃「書く力を育てる大学教育」開催報告
┃■お知らせ・UTalk「未来の教室はどんな教室?」
┃■編集後記
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┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第9回:大学でのTwitter利用・ステレオタイプ・学術的リーダーシップ
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■2010/11/13 15:19:47
http://twitter.com/beatiii/status/3331172008464384
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┃大学授業でのTwitter利用の効果を報告するJCAL掲載の研究。単に利用させ
┃ただけでなく、授業の議論の継続、質問受付、課題図書の議論、サポート提
┃供、つながり作りなどの学習支援を行うアカウントを運用
┃http://ow.ly/39anO http://ow.ly/39ao1
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
│大学初年次の授業をベースに行った実験の結果、大学授業でのTwitter利
│用は、大学生の関係づくりや学業成績にプラスの影響を及ぼす可能性が示
│されました。また本研究では、Chickering and Gamson (1987)による 
│「優れた授業実践のための7つの原理」をTwitterで支援しました。すな
│わち:学生と教員間の交流の改善、学生間の相互サポートの深まり、アク
│ティブラーニングの促進、教員から学生への素早いフィードバック、授業
│の議論を授業外でも継続できる強力な学習コミュニティの構築、教員は学
│生に高い期待を持っていることを伝えること、多様性の尊重、です。


■2010/12/11 13:08:27
http://twitter.com/beatiii/status/13444977287761920
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┃「女性は数学が苦手」というステレオタイプが数学的学習を阻害することを
┃検証する研究。
┃The effect of negative performance stereotypes on learning
┃http://bit.ly/hROgEm
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
│女性の頭の中に「女性は数学が苦手」という負のステレオタイプが浮かぶ
│と、当の女性にはそのステレオタイプを確認することの不安、気持ちの高
│ぶり、作動記憶容量の減少、数学関連の事象を学ぶことへの興味の低下、
│などが生じることが先行研究から予測されています。本研究で紹介されて
│いる3つの実験は、このステレオタイプ恐怖が数学の成績低下に繋がるこ
│とを明らかにしました。また研究の最後には、スキルの習得中にステレオ
│タイプの脅威を低減する学習環境をデザインする必要性を示しています。


■2010/12/14 8:14:28
http://twitter.com/beatiii/status/14458160261627904
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┃Rutgers大では博士課程学生に学術的なリーダーシップやマネージメントを
┃学ぶプログラムを提供 http://bit.ly/hOeEEP
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
│Rutgers大学で提案された2年間のプログラムでは、博士課程の学生に学
│術的リーダーとなるための動機づけと準備を行います。第1期は上級職員
│による講義から、学術管理職の仕事や大学の予算の複雑さや、高等教育の
│リーダーに必要なスキル等を学びます。さらに、公的研究機関の経営に必
│要なことや高等教育が直面する課題についても学びます。第2期は、大学
│と外部との関係やマネージメントの葛藤に焦点を当てます。第3期には、
│学生は2名のリーダーに追跡調査を実施します。最後に、次にプログラム
│を受講する仲間を導くための準備を行いプログラムをまとめます。


┃◎特集記事協力◎
┃柴田 アドリアナ/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
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BEATはTwitterを利用して教育やICTに関する最新情報や、BEATに関する
情報を発信しています。Beatingで紹介している情報以外にも多くの情報を
発信していますので、Twitterをご利用のかたはぜひBEAT公式アカウント
(@beatiii)をフォローしてみてください。
http://www.twitter.com/beatiii
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┏━━━━┯━━━━━━┓
┃お知らせ│BEAT Seminar┠─────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛2010年度第3回 BEAT公開研究会
 「書く力を育てる大学教育」開催報告
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2010年12月4日(土)に2010年度第3回 BEAT公開研究会「書く力を育てる大
学教育」を開催しました。

当日の内容をセミナーレポートにまとめました。会場にお越しになった方も、
残念ながらお越しになれなかった方も、ぜひご覧ください。
http://www.beatiii.jp/seminar/044.html

セミナーでは、前回に引き続きTwitterでハッシュタグ #beatseminar を
設定し、Twitter上でも多くのコメントをいただきました。また、セミナーの
様子をUstreamで中継いたしました(サーバーに残しておりませんので、現
在は視聴できません。ご了承ください)。
会場やUstreamでセミナーにご参加いただいた皆様から集まったTweetを
Togetterでまとめましたので、こちらも、レポートと併せてご覧ください。

▼Togetter - まとめ「書く力を育てる大学教育
(2010年度第3回BEATセミナー)」
http://togetter.com/li/75364


┏━━━━┯━━━━┓
┃お知らせ│  UTalk ┠────────────────────────
┗━━━━┷━━━━┛UTalk「未来の教室はどんな教室?」のご案内
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UTalkは皆様のご支援・ご声援を受けながら、ここまで継続して実施するこ
とができました。
今回で第35回の告知となります。
スタッフ一同、感謝しております。

新年の初回である2011年1月のUTalkでは、インタラクティブな授業にご関
心があり、駒場キャンパスにてKALSや教養学部・理想の教育棟といった新し
い学習環境のデザインに携わられている林一雅さん(教養学部 附属教養教育高
度化機構 特任助教)をお招きします。
みなさまのご参加を、是非、お待ちしています。

■日時:2011年1月8日(土) 午後2:00~3:00
■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
(東京大学 本郷キャン パス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html

■料金:500円(要予約)
■定員:15名(寒い時期ですのでカフェ店内での実施です)
■申し込み方法: (1)お名前 (2)ご所属 (3)ご連絡先 (4)この情報をどこでお知
りになったか、をご記入の上、 utalk2010@ylab.jp までご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 12月29日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
ご了承ください。


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┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
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早いもので、今年最後のBeating発行となりました。年末年始は久々にゆっ
くりできる! という方も多いのではないでしょうか?
そんな多忙な皆様、この機会にBeatingの過去記事をまとめ読みされてみて
はいかがでしょうか。

過去を振りかえってみることで、未来の教育が見えてくるかも・・・?

▼Beatingの過去記事はこちらです。
http://www.beatiii.jp/beating/index.html

今年もBeatingをご愛読いただき、ありがとうございました。Beatingでは、
これからも、読者の皆様にとって興味深く役立つ教育情報を配信していきたい
と思います。来年もよろしくお願いいたします。

それでは、また次号でお会いいたしましょう! 

ご意見・ご感想をお待ちしております。
「Beating」編集担当 椿本 弥生 (つばきもと みお) miotsubaki@beatiii.jp

-------次回発行は1月25日の予定です。
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せん。

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ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m079b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 椿本 弥生 miotsubaki@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m079c

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2010. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

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