Prev

Next

Beating 第81号
2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第11回:未来の技術・援助・Facebook

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第81号     2011年2月28日発行
現在登録数 2,565名

2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第11回:未来の技術・援助・Facebook

http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m081

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 みなさま、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。

 最近は、めっきり日が長くなってきましたね。東京ではすでに春一番が吹き
ました。まだ寒暖の差は激しいものの、春は着実に近づいてきていると感じま
す。

 年度末でお忙しい方も多いかと思いますが、キーボードを打つ手をちょっと
休めて、Beating第81号で一息入れてみてはいかがでしょう?

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「@Eduなう!」
┃第11回:未来の技術・援助・Facebook
┃
┃■お知らせ・2010年度第4回 BEAT公開研究会
┃「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」開催予告
┃■お知らせ・UTalk「学問をかっこいいものに!」
┃■編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第11回:未来の技術・援助・Facebook
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■2010/02/16 12:58:28
http://twitter.com/beatiii/status/37722455489519616
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃注目の技術:電子書籍とモバイル。ARとゲームベースドラーニング。ジェ
┃スチャーベースドコンピューティング。
┃The 2011 Horizon Report [PDF] http://bit.ly/iakaNh
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │このレポートでは、我々のコミュニケーション・情報へのアクセス・学習
 │などの方法における変化が予測されています。1年以内には、電子書籍は
 │教育機関にとって選択の主流になっていき、モバイル端末はインターネッ
 │トリソースにアクセスするための基本的手段になります。ここ2~3年で
 │広まりそうな技術には、AR(拡張現実感)やゲームベースドラーニング
 │があげられます。ARは情報を補足する大きな潜在的可能性を持っていま
 │す。また、ゲームベースドラーニングに関する研究はその有効性を実証し
 │続けています。今後4~5年では、ジェスチャーベースドコンピューティ
 │ングの直感性と具現性が注目されそうです。


■2010/02/16 12:32:00
http://twitter.com/beatiii/status/37715792518844416
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃難しい問題に悩む人に答えを教えるか、ヒントを与えるか。助ける人の立場
┃によって、助けられる側からの受け止められ方が変わるという実験研究。
┃http://bit.ly/epoGnP
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │援助をすることや受けることは、日常生活にとって重要だと言えるでしょ
 │う。なぜなら、我々は日常的に、他者からアドバイスやサポートを受けて
 │新しい情報を学んでいるからです。この研究によれば、他者からヒントを
 │与えられた場合は自身の有能さを感じ、答えを教えられた場合と比較して、
 │他者に援助を求めることを前向きに捉えるそうです。さらにこの研究では、
 │ヒントを与えられた参加者は、その援助に対して肯定的な評価を与えます
 │が、援助者には否定的な評価を下すという結果も得られています。


■2010/02/09 22:35:44
http://twitter.com/beatiii/status/35331012883906561
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃Facebook利用に関する研究のレビュー論文。今のところ、Facebookは教
┃育的にはほとんど使われていない。 http://bit.ly/ebkmP9
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │米国では、大学学部生の90%以上がFacebookの利用者だそうです。利用
 │者の多くは、その目的を新しい関係づくりではなく、知り合いと連絡を保
 │つことだとしています。また彼らは、学業とSNSとの間を区別する傾向が
 │あるそうです。現在もなお、Facebookの教育利用に関する研究は非常に
 │少なく、また今までの教育利用は、入試の話題や教員に対する怒りや不満、
 │冗談などの表現にとどまっていました。今後の研究の興味深い方向性の一
 │つは、Facebookを介した教員の自己開示が学生が教員に持つ信頼感に与
 │える影響を検証すること、などでしょう。


┃◎特集記事協力◎
┃柴田 アドリアナ/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

---------------------------------------------------------------------
BEATはTwitterを利用して教育やICTに関する最新情報や、BEATに関する
情報を発信しています。Beatingで紹介している情報以外にも多くの情報を
発信していますので、Twitterをご利用のかたはぜひBEAT公式アカウント
(@beatiii)をフォローしてみてください。
http://www.twitter.com/beatiii
---------------------------------------------------------------------


┏━━━━┯━━━━━━┓
┃お知らせ│BEAT Seminar┠─────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛2010年度第4回 BEAT公開研究会
「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」 3月26日(土)開催!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 BEAT(東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座)では、2010年度第4
回 BEAT Seminar「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」を
3月26日(土曜日)に開催致します。

 TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアは、人と人のつながりを変
えるインフラストラクチャになりつつあります。学習が本質的に社会的なもの
であることを考えれば、人のつながりを変える力のあるメディアは、学びの形
を変える力も持っているはずです。

 この公開研究会では、BEATで本年度展開したソーシャルメディアによって
高校生と大学生・社会人をつなぐ「Socla」プロジェクトを中心に、ソーシャ
ルメディアによって変わる学びのかたちについて議論を深めたいと考えていま
す。
 みなさまのご参加をお待ちしております。


■主催:東京大学 大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座

■日時:2010年 3月26日(土)午後1時より午後5時まで

■場所:東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(赤門横)
福武ラーニングシアター(B2F)
アクセスマップ>>http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map45.pdf

■内容:

1. 講演 13:00-13:40
「ソーシャルメディアが変える社会」
津田 大介(ジャーナリスト)

▼ 休憩

2.報告1 14:00-14:40
「Twitterを利用して高校生と大学生・社会人が進路と学ぶ意味について
考える"Soclaプロジェクト"」
山内 祐平(東京大学 准教授)

3.報告2 14:40-15:20
「グループで小論文を相互添削するシステム"Re:"(アール・イー)」
椿本 弥生(東京大学 特任助教)
高橋 薫 (東京大学 特任助教)

▼ 休憩

4.参加者によるグループディスカッション 15:35-16:00

5.パネルディスカッション 16:00-17:00
「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」
司  会:北村 智 (東京大学 特任助教)
パネラー:今村 久美(NPOカタリバ 代表理事)
椿本 弥生(東京大学 特任助教)
高橋 薫 (東京大学 特任助教)
山内 祐平(東京大学 准教授)

■定員:180名(お早めにお申し込みください)
申込ページ:http://www.beatiii.jp/seminar/index.html

■参加費:無料

■懇親会
セミナー終了後1F UTCafeにて
参加希望者(¥3,000)


┏━━━━┯━━━━┓
┃お知らせ│ UTalk ┠────────────────────────
┗━━━━┷━━━━┛
UTalk「学問をかっこいいものに!」のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気
軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となって
います。

 3月のUTalkでは、南崎梓さん(本部広報室特任研究員)をお招きします。
大学広報室で特任研究員として働いている南崎さん。どうして広報室に「研究
員」がいるのかな? 大学の学問を魅せるお仕事についてご紹介します。
 みなさまのご参加をお待ちしています。

■日時:3月12日(土)午後2:00~3:00

■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
   (東京大学 本郷キャン パス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html

■料金:500円(ドリンク付き/要予約)

■定員:15名

■申し込み方法:
(1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先(メールアドレス)(4)このイベントをお知り
になったきっかけ、をご記入の上、utalk2010@ylab.jp までご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 3月4日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
ご了承ください。


┏┯━━━━━━━━━┓
┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
┗┷━━━━━━━━━┛

 Beating第81号はいかがでしたでしょうか。
 私もFacebookを楽しむユーザーの1人ですが、確かに「教育的」なコンテ
ンツや活動は少ないなあ、と感じていました。
 多くの人が集う場「ならでは」の、効果的な活用方法がありそうですよね。
今後の動向に注目したいところです。
 ご意見・ご感想をお待ちしております。

「Beating」編集担当 椿本 弥生 (つばきもと みお) miotsubaki@beatiii.jp

-------次回発行は3月29日の予定です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 本メールマガジンのご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座です。ご登録
にあたって、お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、
ベネッセ先端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに
使用いたします。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございま
せん。

 「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。無断転載は
ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
  http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m081b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 椿本 弥生 miotsubaki@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m081c

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2010. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Prev

Next

PAGE TOP