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Beating 第82号
2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第12回:認識・オンラインコンテンツ・社会的比較

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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第82号     2011年3月29日発行
現在登録数 2,593名

2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第12回:認識・オンラインコンテンツ・社会的比較


http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m082

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みなさま、こんにちは。

今回の大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。

さまざまな側面で厳しい状況が続いておりますが、学びを追求する姿勢を保
ちながら、BEATなりの歩みを続けていきたいと思います。

それでは、2010年度の最終号となる、Beating第82号をお送りします。

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┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「@Eduなう!」
┃第12回:認識・オンラインコンテンツ・社会的比較
┃
┃■お知らせ・2010年度第4回 BEAT公開研究会
┃「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」開催延期のお知らせ
┃■お知らせ・UTalk「学問をかっこいいものに!」のお知らせ
┃■編集後記
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┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第12回:認識・オンラインコンテンツ・社会的比較
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■2010/12/13 15:41:59
http://twitter.com/beatiii/status/14208391404584961
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┃コーチが「選手はできる」と信じているほど、選手はコーチとの関係をポジ
┃ティブに捉えることを示す実証研究。http://bit.ly/g9Wh6n
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │本研究では、英国北部のジュニアテニス選手を調査しました。結果から、
 │選手の自己効力感と相手の能力の有効性の認識は、人間関係のプロセスの
 │質に影響を与えると指摘されています。また、選手からコーチの手腕への
 │信頼は選手の個人内成果と強く関連し、コーチから選手への期待は、競技
 │に関連した成果に繋がる可能性を示しています。さらにコーチは、自らの
 │指導力が選手に信頼されていることを認識すると、コーチと選手の両方か
 │ら、互いへのコミットメントが増加するそうです。このようなポジティブ
 │な相互作用を及ぼす要素については、継続的かつ詳細な調査が必要だと示
 │されています。


■2011/01/06 12:38:53
http://twitter.com/beatiii/status/22859623040028672
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃米国では、何らかのオンラインコンテンツにお金を支払ったことのある人は
┃インターネット利用者の65%。もっとも多いのは「音楽」と「ソフトウェ
┃ア」でそれぞれ33%。 http://bit.ly/hE08jn
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │2010年末に行われた米国の調査によると、典型的なインターネットユー
 │ザは、オンラインコンテンツに月に約10ドルを支払っているそうです。
 │支払い対象の内訳は、23%のユーザは購読サービス料、16%はソフト
 │ウェア購入料、8%はストリーミングコンテンツ購入料です。ソフトウェ
 │アの購入を除いて、オンラインコンテンツにお金を支払うユーザには性別
 │や人種の差はないそうです。高額所得者で学士号を持っている30から49
 │歳の利用者が、最もオンラインコンテンツにお金を支払っているそうです。


■2010/11/26 20:34:13
http://twitter.com/beatiii/status/8121341429424129
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┃社会的比較が数学・国語の学業成績に与える長期的効果についてのオランダ
┃の研究。学級内で成績が比較的いい方と認識している場合に高成績の人との
┃比較が、長期的にポジティブな効果を持つことが示されている。
┃http://bit.ly/icqBFX
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
 │本研究の目的は、比較の選択と学力比較の評価の長期的効果を探ることで
 │した。調査は2年間で、学校の成績の代わりに標準テスト得点を従属変数
 │として分析が行われました。結果から、比較する対象の成績が高いほど、
 │自分の成績も高まることが示されました。しかし、このポジティブな効果
 │は、自分の成績が比較的よい方だと認識している生徒にしか適用できませ
 │ん。その理由として、相手と比較することは、その生徒にとって新たに挑
 │戦すべき目標を設定しているからではないかと考えられています。


┃◎特集記事協力◎
┃柴田 アドリアナ/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
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┏━━━━┯━━━━━━┓
┃お知らせ│BEAT Seminar┠─────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛2010年度第4回 BEAT公開研究会
「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」開催延期のお知らせ
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BEAT Seminar 「ソーシャルメディアによって変わる学びのかたち」に
お申し込みいただいたみなさま


今回の地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生後、状況の推移を慎重に検討して参りましたが、停電による交通機関
の混乱や原子力発電所事故の状況を考慮し、より多くの方にご参加いただける
よう日程を6月4日(土)に延期することにいたしました。

6月4日のBEAT Seminarは、同じタイトルと趣旨で行われますが、登壇者や
プログラムに一部変更がある可能性がございます。

詳細は、4月末にご連絡させていただきます。今回申し込みいただいた方は、
一般申し込みに先立ち、優先的に受付させていただきます。

ご了解いただきますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。


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山内 祐平
東京大学 准教授(BEAT併任)


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┃お知らせ│ UTalk  ┠────────────────────────
┗━━━━┷━━━━┛UTalk「学問をかっこいいものに!」のお知らせ
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UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、気
軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となって
います。

4月のUTalkでは、南崎梓さん(本部広報室特任研究員)をお招きします。大
学広報室で特任研究員として働いている南崎さん。どうして広報室に「研究
員」がいるのかな? 大学の学問を魅せるお仕事についてご紹介します。

みなさまのご参加をお待ちしています。

■日時:4月16日(土)午後2:00~3:00
■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
   (東京大学 本郷キャン パス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
■料金:500円(ドリンク付き/要予約)
■定員:15名
■申し込み方法:
(1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先(メールアドレス)(4)このイベントをお知り
になったきっかけ、をご記入の上、utalk2011@ylab.jp までご連絡ください。

※申し込み者多数の場合、先着順とさせていただきます。ご了承ください。


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┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
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東京では、本日ソメイヨシノの開花宣言がありました。まだまだ寒い日が続き
ますが、春はゆっくりとやってきているようですね。

季節のバトンタッチと時を同じくし、次号より、新しい編集担当の高橋薫さん
が登場いたします! 次年度も、ますます進化するBEATともども、引き続き
Beatingをよろしくお願いいたします。

2010年度Beatingをご愛読いただき、ありがとうございました。

ご意見・ご感想をお待ちしております。

「Beating」編集担当 椿本 弥生 (つばきもと みお) miotsubaki@beatiii.jp

-------次回発行は4月26日の予定です。
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せん。

 「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。無断転載は
ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
  http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m082b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 椿本 弥生 miotsubaki@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m082c

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2011. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

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